それは、木の伐採から
2020年12月、子易地区の桜の木を3本伐採しました。その材の一部はひらたけの植菌に使います。
枝葉をつけたまま1~2ヶ月そのまま置いておき、水分を抜きます。
2月 植菌
伐採した桜の木から、きのこ栽培に適した部分を切り出します。切り出した母材は軽トラ2杯分。
それを20㎝の玉切りにします。切る材は大量で、怒濤のチェーンソー作業(;_;)となりました。
この時出るおがくずは、植菌に使います。
ひらたけの菌・たった今出たおがくず・米ぬか・水をよく混ぜます。
それを、玉切りした木口にペタペタと塗りつけ、切断面が一緒の木口でサンドイッチします。
これが植菌で、菌を木口に密着させる作業です。
仮伏せ
植菌し終えた木は、直接日光が当たらない場所に積んで、稲わらで覆います。
稲わらが飛ばないようにシートで覆いロープをかけると、一体これはなんじゃって感じですが、仮伏せ完了で、きのこ作業の長い1日が無事終わりました。
散水もしながら、この状態で梅雨時まで置いておきます。
9月 きのこハウスに切り株を移動
谷戸田と藤野農場にきのこハウスを設置。谷戸田は川べりを開墾して場所を作りました。
10月末~12月 収穫
週2回収穫しないと大きくなり過ぎてしまうほど、よく採れました。何の料理にも合いますが、天ぷらが絶品でした。