竹藪整備の優れもの

さとやまの活動の1つに竹藪の伐採があります。伊勢原市が管理している土地に真竹が

伸び放題になっており、これを刈り取る作業を委託されてます。真竹は太さが直径10~15cm程度で竹専用の鋸で根本から伐り倒します。竹材は様々な用途で有効利用しますが、全て使うことはできません。そのまま放置しても竹はなかなか腐らないので、枯れ竹として何年も残ってしまいます。この竹を粉々に粉砕する機械があるのです。会で所有している機械がチッパリーナ(丸大製作所製)です。

竹をチッパリーナの投入口に入れるとチッパリーナが竹を吸い込み、バリバリとすごい音をたてながら竹を粉砕し、砕かれた竹チップが排出口から出てきます。竹は伐ったままだと枝葉が付いているので、そのまま積むと非常にかさばるのですが、チッパリーナは枝葉が付いたままでもそのまま砕いてくれます。またフットワークが良いのです。軽トラックに積み込めて、伐ったその場までキャタピラーで移動できます。

粉砕された竹チップはそのまま竹藪に残しても良いですし、鶏糞と混ぜれば、1年程度で堆肥化するので、田畑で有効活用できます。