農村の伝承行事の復活にあなたも参加しませんか。
夕涼みがてら、ぜひ日向の谷戸にお出かけください。
参加無料
日時:
令和元年(2019年)7月28日(日)
午後6時30分~8時30分頃まで
虫送りの場所とコース:
伊勢原市日向地区・日向薬師バス停すぐの日向神社から
日向道コース: 日向道を通り浄発願寺手前の田んぼへ
日陰道コース: 日陰道を通り浄発願寺手前の田んぼへ
集合:
日向神社
(日向薬師バス停1分)午後6時30分
令和元年 日向虫送りの行列:
日向薬師バス停から1分の日向神社でお祓いを受けた後、修験者や御幣を先頭に法螺貝の鳴り響く中、松明を持って日向道または日陰道を練り歩きます。神明橋の先の最終地点で松明のお焚き上げをして
豊作と無病息災を祈願します。
午後6時30分 日向神社集合
7時 松明に点火(日向道コース)
日陰道コースは日向薬師バス停裏から日陰道に入り
林を抜けたあたりで松明に点火
両コースは神明橋で合流します。
8時頃 松明のお焚き上げ
8時30分ごろ解散
お問合せ:
0463-95-0234
NPO法人 伊勢原森林里山研究会内 山口
主催:日向の虫送り保存会
協力:宝城坊しぎのぼり保存会/
高部屋緑の里振興会/
伊勢原森林里山研究会
後援:伊勢原市
昨年の虫送り
平成30年7月15日に行った虫送りの様子です。
コースは今年とは少し異なっています。
虫送りとは
「虫送り」とは、農作物を害虫から守るために全国各地で行われていた伝承行事です。2月3日の虫焼き、4月8日の虫封じに続いて行われるもので、田植えのすんだ7月中・下旬に毎年行われていました。田植えが済むと田の神が山に登って行くとされ、そのときに害虫も一緒に連れて行ってもらおうとして始まったと伝えられています。
日向(新田)では、この日、氏神社でお祓いを受け、夜になって鉦や太鼓を鳴らして紙製の旗を馬の背に立て松明を焚き法螺貝を吹きながら三畝塚へ虫をおくっていったと伝えられています。また、上粕屋のT.S氏の裏山には虫送りの祠があり、昭和初期までズイムシが出る頃に松明を持ち鉦や太鼓をたたいて蛾などを呼び寄せながら行列が裏山まで来ていたとも伝えられています。この祠には官製11年と記されています。
今では農薬が普及し害虫による被害が大幅に減ったことや、松明による火事の危険もあり、虫送りを行う地域は激減しています。日向地区ではこの伝承行事を復活しようと3年前から一部で試みがされていました。
令和元年になって「日向虫送り保存会」が結成され、みなさまに親しまれる虫送りを目指して活動しています。
日向の米づくり
伊勢原市オーナー制度の
ご紹介
日向の谷戸田では、田植えから稲刈り・収穫祭までを
体験できる
伊勢原市オーナー制度を実施しています。毎年4月にオーナーさんを募集します。約10回の作業日(日曜日)にみんなで田植えや雑草取りをして
秋にはおいしいお米を
収穫します。
来年は、ご家族・ご近所を誘い合って、
ぜひ、ご参加ください。