地産地消の味噌造り
材料の大豆は自家製で、麹は伊勢原産。
ついでに、大豆を浸ける水は山の清水で、煮炊きの熱源は間伐材の薪です。
地元の恵みで、今年も味噌を仕込みます。
煮る、煮る、煮る
大豆を一晩水につけた後、煮ます。
火を絶やさないように、焦がさないように、目が離せません。
大豆が20キロ以上あり、四釜使って二巡は必須なので、点火は朝6時になりました。
杵と臼の登場
大量の豆を潰すには、これが登場。
柔らかく煮上がった熱々の大豆を、ザルで臼に移し、杵で潰していきます。
重労働です~
混ぜる
潰した大豆を冷まして、麹と塩と混ぜていきます。
大豆の量が多いので、うまく潰れていなかったりもしますが、そんなことは気にせずどんどん混ぜて味噌ボールを作ります。
樽に詰めて出来上がり
空気抜きのため、味噌ボールを木樽に投げ込んで、詰めていきます。
樽の上の方は平らにならし、ビニールを被せて木蓋をし、石で重しをします。
大豆を畑で育てるところから始めた味噌作り、これでひとまず完了。
あとは、手塩にかけた我が子の熟成を楽しみに待ちます。
9ヶ月寝かし、蓋を開ける
2021年11月、味噌のご開帳の日を迎えました。樽の外にはカビも見えます。蓋を開けてみたところ、中には恵みの凝縮したお味噌が輝いていました。
釜飯の容器に移して保存します。
手前味噌を使って
さっそく昼ご飯に、味噌をたっぷりのメニューを味わいました。手前味噌だけに、絶品です。