味噌作り 2021

地産地消の味噌造り

材料の大豆は自家製で、麹は伊勢原産。

ついでに、大豆を浸ける水は山の清水で、煮炊きの熱源は間伐材の薪です。

地元の恵みで、今年も味噌を仕込みます。

煮る、煮る、煮る

大豆を一晩水につけた後、煮ます。

火を絶やさないように、焦がさないように、目が離せません。

大豆が20キロ以上あり、四釜使って二巡は必須なので、点火は朝6時になりました。

杵と臼の登場

大量の豆を潰すには、これが登場。

柔らかく煮上がった熱々の大豆を、ザルで臼に移し、杵で潰していきます。

重労働です~

混ぜる

潰した大豆を冷まして、麹と塩と混ぜていきます。

大豆の量が多いので、うまく潰れていなかったりもしますが、そんなことは気にせずどんどん混ぜて味噌ボールを作ります。

樽に詰めて出来上がり

空気抜きのため、味噌ボールを木樽に投げ込んで、詰めていきます。

樽の上の方は平らにならし、ビニールを被せて木蓋をし、石で重しをします。

 

大豆を畑で育てるところから始めた味噌作り、これでひとまず完了。

あとは、手塩にかけた我が子の熟成を楽しみに待ちます。

 

9ヶ月寝かし、蓋を開ける

2021年11月、味噌のご開帳の日を迎えました。樽の外にはカビも見えます。蓋を開けてみたところ、中には恵みの凝縮したお味噌が輝いていました。

釜飯の容器に移して保存します。

手前味噌を使って

さっそく昼ご飯に、味噌をたっぷりのメニューを味わいました。手前味噌だけに、絶品です。